「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

今季、鈴木優磨が無得点だったことが大きく影響した試合/【レビュー】AFCチャンピオンズリーグ2018 シドニーFC戦

試合のなかに流れがあるように、前の試合からこの試合に至るまでにも流れがある。攻撃の核として活躍してきた鈴木優磨が、今季ここまでノーゴールということで強い得点意識を持ってプレーしていたことが、この試合では裏目に出てしまった。多くのチャンスをつくりながら2点目を奪えなかったが響いた引き分けだった。

 

シドニーFCは思ったよりもプレースタイルを変えてこなかった。もっとあからさまに#18マシュー・サイモンに長いボールを当ててくる展開も予想していたが、本来の持ち味であるパスまわしを捨てずに攻めてくる。#11アドリアン・ミエルゼイェヴスキが中に絞って、代わりにボランチの#6ジョシュア・ブリランテが外に開き、その外側を右外を右SB#8パウロ・レトレがオーバーラップしていく、という形も前回対戦時にも何回か見られた形。#14アレックス・ブロスケとのワンツーで中央突破をうかがう動きは少し厄介だったが、きちんと受け渡しができていればそこまで怖くはない。広島戦は散々の出来だった昌子源がこの日は抜群の働きを見せていたことも、安定感をもたらした。

 

27分にショートコーナーから先制点を奪う理想的な展開だった。しかし、同時にチャンスを決めきれない展開でもあった。

 

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