2018年04月23日 8時43分　
カテゴリ： レビュー • 試合情報
タグ : 内田篤人 • 大岩剛 • 川崎フロンターレ

誤魔化すこともぼかすこともできたはずだが、内田篤人はチームの現在地を包み隠さず口にした。

「アントラーズが浮き沈みがあるというか、あんまりよくないいまの状況のなかでここに来たらこうなるかな。映像で見てたけど、フロンターレがやっているパスまわしだったり攻撃のクオリティは、Jリーグのなかでも群を抜いてると思う」

パスを入れる角度、背後への動き出し、3人～4人のユニットで崩してくる形は豊富。それはわかった上でのことだった。

「ある程度、出して動いてくるのはしようがない。前半、バンってやられたから（オウンゴールのことを指していると思われる）どうしてもこっちは引くんだけど、それに対抗するうちの動き方もない。ぶっちゃけ言うと、当てて次がないし、蹴って次もない。単発というかね。それぞれみんなが思ってる。がんばってるんだけど、それが噛み合ってない」

誰もが思っていた問題点を、主力選手の一人がハッキリ認めたことはいままでになかった。

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