「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

分厚い壁を打ち砕きベスト8進出が決定!/【レビュー】AFCチャンピオンズリーグ2018ラウンド16第2戦 上海上港戦

いきなりセットプレーから相手チームのエースであるフッキにゴールを決められる展開は、予想しうるなかでも最悪のものだっただろう。ラウンド16という見えない壁に阻まれ続け、何度も何度も跳ね返されてきたことで、選手もスタッフもサポーターも意識するようになり、エルゴラッソやGELマガを含めたマスコミからは執拗な指摘を受けてきた。

「いろんなもののプレッシャーから、緊張感のある入り方でした」

試合翌日、大岩監督も選手たちに堅さが見られたことを認める。ズルズルと相手の勢いに呑まれてしまうことも考えられたが、そうはならなかった。むしろ、ここから自分たちでペースを掴み、いくつもチャンスをつくっていく。歴史を塗り替える決意は並大抵のものではなかった。

 

 

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