6発大勝で難敵Honda FCを退けられた理由/【レビュー】天皇杯2回戦 Honda FC戦
相手のカテゴリーは2つも下とはいえ、難しい試合になることが予想された。しかし、終わってみれば6対1の大勝。立ち上がり15分までに失点する戦いを修正できず、入りの悪さはこの試合でも見られたが、それでも攻撃力を発揮して相手を粉砕した。数字だけ見れば諸手を挙げて喜べそうな試合である。
しかし、相手監督や選手のコメントを拾うと、Honda FCが非常に与しやすい相手だったことがわかる。その結果、格下と呼ばれる相手と対戦しなければならない天皇杯初戦特有の難しさは、あまり前面に出てこない内容に自然と進んでいく。相手が同じ土俵に登って戦ってくれたため、そもそも土俵に上げるまでの苦労を乗り越える必要がなかった。
そうであれば試合を左右するのはクオリティの差。個々の能力で上まわるゴールラッシュとなった。
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