「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

☆無料記事☆大岩剛監督「前後半ともに苦しみましたけど選手のパフォーマンスは評価したい」/【コメント】明治安田生命J1リーグ第26節 湘南ベルマーレ戦

■大岩剛監督

ゲームの入り方も注意して入ろうと言ってきました。湘南さんはアグレッシブな姿勢を見習うところがあるので、それに負けないような試合の立ち上がりをしよう、という話をしながらゲームに入って、選手がそれを非常に意識しながら、ピッチの上でパフォーマンスを出してくれたと思います。最後の最後までサポーターの皆さんの後押しもあって勝ち切ることができたので、この勢いを次の試合にしっかりと生かしていきたいと思います。

 

-- 後半うまくサイドを用いられた要因をお願いします

前半は相手の圧力もありましたし、なかなかコンビを組むことがない戦士たちが何人かいましたので、最後の精度、コンビネーションが合わない場面が何度かありました。ただ、前に行く姿勢だったり背後を取る姿勢は見せたと思います。後半、相手がサイドを強化してきたので我々はもっとその後ろを狙おうということで選手交代をしましたし、あとは狙いをもって選手に伝えながら、それを西もしくは永木、安西あたりがしっかりと意識しながらやってくれました。それが最後、得点に繋がったと思います。前後半ともに苦しみましたけど選手のパフォーマンスは評価したいと思います。

 

-- 鈴木選手にはどんな言葉をかけて投入したのでしょうか?

彼を投入する直前に同点に追いつかれてしまったので、少しプランは崩れたんですけれども、ただ彼を送り出す時には「ダメ押しの得点をお前が取るんだぞ」と言って送り出しました。彼はああいう形でゴールを取ることを得意としていますので、ああいう場面を周りの選手が作ってくれたということを、まず評価したいですし、最後、決め切るところは久々でしたけれども優磨のいいところが出たと思います。

 

-- 次の ACL 向けてどういったところがポイントになりますでしょうか?

これは以前にも言いましたけれどACLに限って言えば、上海上港戦は我々がリードしながらアウェイで非常に苦しみました。やっぱり自分たちがリードしていても試合の立ち上がりや入り方を十分に注意しなければなりませんし、リードしているというよりは0対0の状況だと思って入りたい。そういう準備をしたいと思います。

 

 

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