「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

☆無料記事☆大岩剛監督「選手がこのスケジュールにも関わらずあれだけのパフォーマンスをしてくれることに驚きました」/【コメント】天皇杯4回戦 サンフレッチェ広島戦

■大岩剛監督

結果的に120分戦ったなかで、選手がこのスケジュールにも関わらずあれだけのパフォーマンスをしてくれるということに、本当に素晴らしいなと、ただ単に選手のパフォーマンスが素晴らしいなと驚いたと言うか、僕自身もすごく嬉しかったです。こういうスケジュールの中でまたもう一回、次に向かうんだという気持ちに選手自身が試合の後もなっていますので、そういう姿勢についてもなかなか言葉が見つからないんですけれどすごく評価しています。素直に褒めたいと思います。今日120分戦って次があることを考えると、今日の試合というよりはもう次に向かいたい気持ちが強いので、こういうコメントになってしまいますが、素晴らしい120分だったと思います。

 

――いい守備からいい攻撃というところがよく出たと思います。評価できるポイントはどのあたりでしょうか?

おっしゃるとおり、この120分を見てもらったとおりだと思います。しっかりした守備から自分たちが素早い攻撃であったり、判断を変えてボールを動かしたり、そういうところができていたので、そういうところでセットプレーを取り、セットプレーからのチャンスを最後の最後で決める、と。前半からたくさんチャンスがあるなかで、なかなか決まらなかったところを粘り強く、焦れずにやったことが、延長戦での勝利に繋がったんではないかと感じています。

 

――今月の7試合目。最初に広島さんに負けましましたが、そのあとは結果がでている。どのあたりが前と違った手応えにつながっていますでしょうか?

やっぱり守備に関しては選手自身が自信を持ってやれていることが大きいと思います。それが前提にあって、選手が思い切って前に出て行くということであったり、ボールを動かすところが整理されたところであったり、ゴール前でのイマジネーション・創造性であったり、そういうところが出やすい状況を選手自身が作っているのではないかと思います。前線から連動した守備があって、それがベースにあることが良い結果につながり、それが自信につながり、勝利につながっているのではないかと思っています。

 

 

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