「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

DF3昌子源「3番を背負ってる覚悟を自分の中で思い出して、魂込めて、必ず優勝したいと思います」/【コメント】AFCチャンピオンズリーグ2018準決勝第2戦 水原三星戦

■昌子源

個人的にはチームに迷惑をかけてしまった。3ヶ月休んで2試合目。少しフィーリング的にも徐々に徐々には合ってきているけど、決勝までには自分の100%に持って行きたいと思っているし、持っていくためにしっかり自分でできることをやっていきたい。

今日に関しては全体的に敵がすごい遠くに感じた。そういうのでもフィーリングが合ってないなと思うシーンが何回もあった。ヘディングの歩幅が合わないとか。自分でも頑張ってるつもりだけどもっとコンディションをガッと上げていかないといけない。この2試合は緊迫感のある展開だったし、今日なんて特に普通の1試合よりももっとガッと戻れる感覚があった。

それに、自分が失点に絡んだことによって、すごくいろんなことに気づいた。ベストコンディションだったら絶対に3失点目はなかったと思う。相手は多分パスミスやったと思う。デヤンの足下に出そうと思って流れたのがうまいこと繋がった。自分のベストコンディションやったらもっと早く反転してデヤンより前に入っていたと思う。どこが足りないとか、いろんなことに気がついた。

自分が一番いい時は自分が一番よくわかってる。今回の試合も本当はそうなってないといけなかったんだけど、紅白戦も練習試合も無しだと難しかった。ただ、ここから先はもう言い訳にできないから、絶対にマックスに持っていきたいし、必ず自分がチームを救う番だと思ってる。

いままでも失点に絡んだ時はずっと強い気持ちを持って、どんな奴にも負けずにやってきた。またそれを繰り返すだけ。まわりに何を言われようが絶対にチームを救って守るのは俺やと思ってる。大樹さんが移籍してから、それに代わってこのチームを守ってきたのは俺やと思ってるし、 そういう強い覚悟を大舞台で見せるチャンスがきたと思う。3番を背負ってる覚悟を自分の中で思い出して、魂込めて、必ず優勝したいと思います。

 

 

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