「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

☆無料記事☆大岩剛監督「前回大会の経験者は非常にチームに安定感、安心感を与えています」/【コメント】CWCグアダラハラ戦

■大岩剛監督

先発メンバーについて。レアンドロ先発で使った。安部ではなかった理由は?

安部のコンディションの問題が一つ。あと、レアンドロの調子が上向いていたのが一つです。あとはグアダラハラを分析していた上で、彼を起用して彼の推進力に期待して起用しました。前半だけでしたけれども、非常に良いプレーをしてくれたと思います。

 

――前半は苦しい展開で、後半は見違える展開になった。ハーフタイムの指示と、後半の選手たちの修正力をどう見ていますか?

前半は早い時間に失点したことで少し選手たちが消極的になって、少し相手に合わせてしまうような、相手に合わせてしまうようなポジショニングであったりプレーが目立ったので、ハーフタイムにポジションとアプローチで誰が行くのか、そういうところを確認しました。あとは、多くのサポーターが日本からサポーターが来てくれていたので、戦う姿勢を見せようと、精神的な部分と戦術的な部分の両方にアプローチしました。非常に後半、選手たちが修正してくれて、いい守備から良い攻撃につながった場面がたくさんありました。非常に評価しています。

 

――2年前の大会で準優勝しました。次はレアル・マドリード戦です。非常に強い相手になります。次の試合に向けてお聞かせください。

前回、日本で行われた2016年の決勝というのは、多くの人々にインパクトを与えることができた決勝戦でした。ただ、我々はあの決勝でもレアルを相手に勝利を、本気で勝利を目指して戦いました。敗れてしまったことは残念でしたが、今回、その悔しい気持ちをぶつける舞台を自分たちで勝ち取ることができました。非常に嬉しく思いますし、ぜひ、皆さんが注目する戦いの中で、今日できなかったことをアグレッシブに前半から自分たちのサッカーをやる、マドリー相手でもやる、という強い気持ちを持って、強い相手に向かっていけるように現時点では思っています。

 

――2年前に出場していた選手が今日の試合にも出場していた。彼らのおかげで後半立て直せたのではないか?

非常に鋭い質問で戸惑っています。前回大会の経験者は非常にチームに安定感、安心感を与えていますし、特に若い選手たちに思い切りの良さを引き出す重要な選手たちです。その選手が次の試合もしっかりとしたパフォーマンスを出してくれると信じて起用したいですし、そういう選手選考も含めて、しっかりとレアル・マドリードを分析して、我々の選手をチョイスして、前半から戦える準備をしたいと思います。

 

――レアルの印象は?
マドリーはマドリーだと思います。ただ、その強いマドリーにしっかりアグレッシブに戦って、ぜひ決勝に進みたいと思います。

 

 

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