「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

コメントから垣間見えるクラブの本気度/【練習レポート】12/17@アブダビ

 レアル・マドリードがUAEに来た。何人か怪我人がいると思われたが、どうやらフルメンバーで乗り込んできたようだ。出場するかどうかは別として相手も本気で備えてきた。こちらが本気でタイトルを狙っているように、相手もタイトルを取りにUAEまで来ている。

 91年、ジーコが住友金属に来て以来、鹿島はどんな試合でも勝たなければならないクラブになった。それがいまの鹿島の栄光の礎となっている。しかし、レアルの歴史ははるかに永い。1902にマドリードフットボールクラブが誕生して以来、つねにタイトルを取り続けてきたクラブだ。一筋縄ではいかないだろう。

 だからといって諦めてしまえるわけがない。だからこそ本気になって挑むのだ。

 選手たちは良い表情を見せている。

 

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