「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

フォトレポート/【練習レポート】1/24@宮崎キャンプ

 あまりの負荷の高さに見ているこちらも気持ち悪くなりそうだった。

 ピッチ内にできた8カ所のステーションに、それぞれのメニューがあり、それを30秒したあと1周したあとに次のステーションまで走る。インターバルのあと、30秒のトレーニング、ラン、インターバルというのを一体何セット行ったのだろう。

 A,B,C,D,E,F,G,Hのステーションがあるとすると、Aでトレーニングした組は1度Bを通り越し、1周してからBでトレーニング。Bでやっていた組も1周走ってCへ。という具合だ。

 走るのが遅ければ後ろの組にプッシュされる。ピッチの外周を走ると各組の間隔が広がりすぎ、意識の高い組と低い組で負荷が変わってしまう恐れがあるが、ピッチのなかで円錐形の周回をするためおちおちしてるとどんどん抜かされてしまう。負けん気を刺激された選手たちは、必死になって走っていた。

 午後練習が休みになるのも納得できる密度の濃いフィジカルトレーニングだった。

 

 

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