MF4レオ・シルバ「僕を含め、他のベテラン選手が引っ張っていかないといけない」/【プレイヤーズファイル】
まるで陸上選手のようなバネでレアンドロが走る。インターバルトレーニングで最も速さを見せたのは安部裕葵とレアンドロの二人だった。
しかし、セット数が進むにつれて明らかに集中力を欠くようになりボールトレーニングが雑になる。笛が鳴って走り出すタイミングも遅くなると、すかさず同じ組のレオ・シルバが声をかけた。インターバルを取る間においてあったゴールポストにセルジーニョがよりかかるとそっと手を取り、気持ちを持続させることを促す。先行して走るレオ・シルバをレアンドロとセルジーニョが必死になって追いかけていた。
チーム全体に疲労感が漂ってくれば来るほど、汗だくになりながら自らを奮い立たせ、若い2人のブラジル人にも声をかける。その姿は、組織の結果を背負う覚悟を持つ者だけが放つ、威厳や風格を漂わせていた。
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