大人の階段をまた一段/【レビュー】明治安田生命J1リーグ第4節 コンサドーレ札幌戦
AAAに就任した小笠原満男が、先日の会見中にこんなことを言っていた。
「子どもたちを見ていると成長度がものすごい早い。2週間前にできなかったことが急にできるようになったり、急に背が伸びたりする」
それは人間だけでなく若いチームにも言えることだ。AFCチャンピオンズリーグを戦うことはチームに大きな実りをもたらしてくれることが改めて実感された。札幌は好チームであったが、一瞬でも気を抜けば即座に失点につながる緊迫感は山東魯能の方が格段に上だった。
斬るか、斬られるか、の真剣勝負をくぐり抜けたばかりの鹿島にとって、直後に迎えた札幌は決定的になにかが違った。早い段階で伊藤翔の2得点があったとはいえ、余裕のある戦いぶりは今季一とも言える完勝を呼んだ。
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