「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

苦しい状況をひっくり返す劇的な逆転勝利/【レポート】AFCチャンピオンズリーグ2019 慶南FC戦

 金森健志は「え?」と思ったという。

「また風下じゃんと試合中に思いました」

 三竿健斗も前半はゼロで抑えて後半で押し込む、という考えをみんなで確認していたという。

「後半で押し込もうとみんなで話していたんですけど、すぐまた風下になって相手の勢いが出た。ピッチも思っていたよりボールがツンッて伸びていた」

 強い風が吹き、後半途中で止んだとはいえ前半はかなり大量の雨がピッチに降り注いだ。ホームチームであれば似たような環境は経験したことがあるだろう。しかし、初めて立つピッチで戦況と共に変わっていく環境にも適応するのは簡単ではない。2点をリードされ、1点を返したものの犬飼智也が退場するというアクシデントに見舞われ、前半の終わり際にはクォン・スンテも負傷交代していた。

 それでもメンタルを下げることなく、困難なミッションを若い選手たちが主体となってやり遂げた。見事な逆転勝利だった。

 

 

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