「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

☆無料記事☆大岩剛監督「みなさん見たとおり前半がすべての試合だったんじゃないかと思います」/【コメント】明治安田生命J1リーグ第7節 FC東京戦

■大岩剛監督 

みなさん見たとおり前半がすべての試合だったんじゃないかと思います。最初の1失点目。ここ数試合、ゲームの立ち上がりや後半の立ち上がりに失点していることが多いんですけども、意識させることと意識しすぎてるところのバランスがこちらからのアプローチが強すぎたのかな、と思います。これは結果論でしかないんですけど、しっかり注意して入るということ、相手の勢いに自分たちが裏を返すポジショニングを取ること。そういうところが前半は少し欠けていたかなと思います。それが失点を招いてしまったと思います。前半がすべてだったと反省しています。

 

――失点してしまうまで相手の勢いを受けすぎてしまったということでしょうか?

いえ、相手が勢いよく出てくるということは分析していましたので、それを裏返すためのポジショニングであったり、局面での対応の仕方であったり、そういうところが少しできなかった。クロスへの対応もそうですけど、そういうところが少しできなかったのではないかと思います。

 

――元気がなかった。スペースを崩すことがなかった。東京の守備が強かったのか。アントラーズが疲れていたのか? 

コンディションのことは僕自身のマネジメントのことになるので、そこはしっかりと見返して反省しなければならないと自分自身感じています。ただ、この試合に関しては非常に重要視していましたし、分析も含めてFC東京さんの守備のやり方、ウィークポイントを提示してそういうところをしっかり突いていこうという話しをしたんですけれども、失点によって自分たちに焦りが出たのか中央に攻撃が偏ってしまった感じがしました。やっぱり彼らのプレッシャーの無力化するためには当然スペースに走り込まなければならないですし、ただ、それをつくるのが自分たちの問題。まず、走るスペースをつくるためのポジショニングを取らないといけない。そういう連動性が少なかった、動きが少なかった、その原因が体が重いことが第一であれば僕のマネジメントが失敗したのだろうし、選手が迷ったのであればそれはこちら側のスペースの作り方や入り方をもう1回整理する必要があるのではないかと思います。

 

 

 

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