それぞれの敗戦/【練習レポート】
練習にクォン・スンテが戻ってきた。やはり彼がいるだけでGK練習は活気が増す。つねに声を出し続け(そのほとんどが韓国語だが、それでもとにかくしゃべるしゃべる)ることで、練習のペースをつくっていく。自分のプレーがよければ満足そうな声を出し、悪ければ悔しそうな気持ちを全身で表す。チームメイトがいいプレーをすれば自分のことのように喜び、曽ヶ端準がミスをすれば「ソガさん!」と指摘する。今日は、自分のプレーに納得がいかず佐藤洋平GKコーチに「もう1回いいですか」(これは日本語だった!)とお願いしていた。良くも悪くも黙々とプレーしがちな日本人選手が多いなかで、スンテがいることは非常に大きな救いになっている。
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