「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

大岩剛監督「前に出て行く意識がなかなか持てなかったのかなと思っています」/【コメント】明治安田生命J1リーグ第9節 横浜Fマリノス戦

■大岩剛監督

先制をして自分たちのやることを非常によくできていたんですけど、先制したことで意識が少し後ろになってしまったのかな、と。後半、ギアを入れてもう一つ取るんだという意識でいたんですけど、ピッチのなかで前に出て行く意識がなかなか持てなかったのかなと思っています。

 

――ブロックの守備が強すぎて余裕を持ちすぎたところがあるのではないか?

おっしゃるとおりです。我々がマリノスさんに対してスペースを与えないことを徹底してやったんですけれども、そこがうまく攻められていても攻めさせているイメージを選手がうまく持つことができていたと思うんですけれども、奪ったあとの自分たちが攻撃に移る余裕であったり、スペースを見つける視野だったり、そういうものが少し足りなくて2点目を取ることよりも守備の方に意識がいってしまったと思っています。ただ、これは後半になってからネガティブな形で守備をしようとするシーンが何シーンかあったのでこれは修正しないといけないですし、失点した後のギアを上げるというところは失点する前から自分たちがやらないといけないことが多々あったと思いますので、次の試合にはそういうところを生かしていきたいと思います。

 

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