「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

前半戦20試合を終えて/【チーム編成】

 明治安田J1は14試合を終えて7勝3分4敗、勝点24の5位につける。首位のFC東京からは勝点9差、2位の川崎フロンターレとは3差というのはタイトル奪還の可能性を十分に残すものの、その自信を強くさせるにはいまひとつ物足りない成績と言えるだろう。またAFCチャンピオンズリーグもグループステージ6試合を戦い終えて3勝1分2敗。こちらについてもJリーグとの連戦のなかで若手選手を起用しなければならない事情があったとはいえ、連覇の可能性を感じさせるものではない。初出場2チームがあった組み分けに助けられた部分は大きい。

 ACLプレーオフを除くと、ここまでチームは公式戦20試合を戦ってきた。2つの大会をまとめてみると10勝4分6敗という結果になる。誰もが感じていることだが、これではトップ争いに加わることはできない。今後はもう少し勝利数を増やしていかなければならない。

 ここまで20試合の選手毎の出場時間を見てみると、チームが抱える問題点が見えてくる。

 

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