「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

若手中心で臨む天皇杯初戦。密なコミュニケーションを取り続けられるか/【プレビュー】天皇杯2回戦 北陸大学戦

 中2日で試合が続く。大会は天皇杯となり対戦相手は北陸大学だ。毎年、天皇杯の初戦はカテゴリーの違う相手がモチベーション高く挑んでくる。社会人チームだと自分たちのリーグ戦もあってコンディションが整っていないことも多いが、大学チームは気持ちを込めて来るだろう。3月まで大学生だった名古新太郎は「プロとやれるとなれば相当高いモチベーションだと思う。ましてや公式戦ともなれば」と、相手の心境が手に取るようにわかるようだった。そうした相手に負けない姿勢で試合に入らないといけない。

 ピッチに立つのは曽ヶ端準を除くと非常に若いメンバーになるだろう。

「鹿島のエンブレムを背負っている限り勝たなければいけない。試合に出る選手はチームを代表している。結果もそうですけど内容も上まわらないといけない」

 ここでどういう試合を見せなければいけないのか名古はしっかりイメージしていた。

 

 

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