怪我→負荷軽減→運動量低下の悪循環/【レビュー】明治安田生命J1リーグ第18節 ジュビロ磐田戦
鈴木秀人新監督となった磐田だったが、やり方は従来のものを踏襲、[3-4-2-1]の布陣で試合に入った。ただ、WBがサイドラインギリギリに開いた位置にポジションを取ることを徹底する。そのせいで鹿島はなかなかボールを奪うポイントを定められず、左右に大きくスライドしながら守る時間が長くなった。
そこまでは[3-4-2-1]を相手にしたときによく見られる光景だったのだが、せっかく奪ったボールをうまくつなげられない。自らのミスでボールを失い、再び守備に戻ることが繰り返されると、ボールを奪っても今度は前に出て行けず、失うことに備えたポジション取りになってしまう。さまざまな箇所に悪循環が見られる試合となってしまった。
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