「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

伊藤翔と上田綺世が出場できず。FWには有馬幸太郎がプロ初先発へ/【プレビュー】天皇杯準々決勝 Honda FC戦

 試合前日の鹿嶋は大荒れの天候だった。練習開始を9:30から11:00に変更したものの、強い雨と風が横殴りに吹き付ける。ランニングのあと、軽いパス練習を終えたところで監督は選手たちをクラブハウスに引き上げさせた。恒例となっているセットプレーの練習はできないまま試合前日練習を終えた。

 ただ、選手たちの表情は明るかった。声を出せる三竿健斗が全体練習に合流したということもあるのだろう。やる気を削がれかねない環境だったが、うつむいている選手は一人もいない。チーム状況がよくなくとも、そこに流されて沈んでしまうのではなく、難敵が待ち構える天皇杯に意識を集中する様は心強かった。

 そして、過去3度、天皇杯で対戦しているHonda FCだが、今回が最も手強いのではないだろうか。2回戦からコンサドーレ札幌、徳島ヴォルティス、浦和レッズを倒してきた実力はかなり高い。実質的には、3つ下のカテゴリーとなるJFLに属するクラブだが、彼らはJFL史上初の3連覇を成し遂げ、この天皇杯制覇に本気で取り組んでいる。かつてない難敵に挑まなければならない。

 

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