「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

勝・勝・勝/【プレビュー】明治安田生命J1リーグ第32節 サンフレッチェ広島戦

 試合前日はセットプレーの確認。川崎フロンターレに喫した失点はセットプレーからだっただけに、大岩剛監督もしっかり修正を加えてきた。

「ああいうボールに対して失点してしまったのは、こっちに対応の問題があったと思うし、ゾーン特有の全員の呼吸の合わせ方、プレッシャーに行く選手との距離感、そういうところも確認しました」(大岩剛監督)

 選手の並びは変更され、穴が生まれにくい形に配慮されていた。どんな守り方でも失点を完璧に防げるやり方はないが、しっかり修正を施せたことは試合にも良い影響を与えると思われる。そして、セットプレーの練習はチーム状態を知るバロメーター。練習自体は単調であり、自分のところにボールが来なければ動きが無意味になることもおおく、集中力を高められるメニューではない。しかし、逆に言えば集中力の有無を計るには、これ以上最適なものはない。

 選手たちから出る声はそこまで多くはなかったが、「集中しよう」「ここだぞ、ここ!」「(ラインを)押し上げろ!」などの声がしっかり出ていた。スペシャルな内容ではなかったが、まずまずの雰囲気だった。

 木曜の紅白戦のときと、主力組の構成は変わらなかった。しかし、控え組のメンバーは違っていた。やはり、そういうところが大きく影響する。修羅場をくぐってきた経験のある選手でなければ、その辺りの機微を感じ取ることはできない。

 

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