「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

☆無料記事☆大岩剛監督「アウェーでしっかり勝点3を取るミッションを遂行できてよかったと思います」/【コメント】明治安田生命J1リーグ第34節 名古屋グランパス戦 

■大岩剛監督

最終戦、アウェーでしっかり勝点3を取るミッションを遂行できてよかったと思います。たくさんのサポーターの皆さんの前で選手が準備してきたことをしっかりプレーで示し、表現したことは非常に評価していいのではないかと思っています。

 

――今日の試合、前半から焦れない守り、スペースを与えないことを優先してカウンターからチャンスをつくった。守り方や精神面、守備の統一感、評価すべき点はどこでしょうか?

当然、我々はアウェーということで勝点3を奪うための守備のやり方というのは、今シーズンずっと言い続けてきたことです。正しいポジショニングと連動性、一体感のところが非常によく出ていたと思います。それは準備をしてきたことではありますけれども、選手が前半のうちに修正をしたり、対応したりして、いい守備からいい攻撃につなげていたと前半は見ています。非常に一体感のある守備から攻撃というのはできていたんじゃないかと思います。

 

――天皇杯に向けてどのようなところを整備したいですか?立て直したいところはありますか?

立て直すことはいまのところ考えていません。今日の試合は非常にいいパフォーマンスでしたし、これは今シーズンずっとやってきている継続と改善を最後の最後まで続ける、と。今日出た細かい課題を改善することが優先順位として上ですし、よかったところをしっかり全員が意思統一して継続していく、というところをやっていきたいと思います。

 

――内容が悪かった2試合から状態が上向いた手応えは感じていますか?

当然、選手が違う。そして、試合前の状況が違う。そういうなかで波があるということはよくないことですけど、よくないところから自分たちがしっかり立ち上がる、アクションを起こす。そういうところの選手たちの姿勢は評価していいと思います。天皇杯になれば一発勝負なのでモチベーションは変わるだろうし、そういうところはしっかりとコントロールしながら、準決勝の重要性を認識しながら、次の試合に向かっていきたいと思います。

 

 

 

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