「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

タイトルへの意気込み/【プレビュー】天皇杯準決勝 V・ファーレン長崎戦

 最後に残されたタイトル獲得に向けた戦いが再開する。2019年はここまで無冠。目指していたのはこの天皇杯だけではないが、一つだけでも頂点に立つ経験を味わうことは、来季以降に大きな実りをもたらす。簡単な戦いとはならないだろうが、あと2試合、粘り強さを見せたい。

 タイトルを獲得する重要性は、優勝経験者が一番知っている。明治安田J1最終節でキャプテンマークを巻いた永木亮太は、自らをなぞらえるように次のように述べた。

「目指したところはダメになったけど、練習でもいいテンションでやれている。今年、天皇杯を獲れれば来年は優勝を経験した選手も増える。その意味でも天皇杯は獲らないといけない」

 

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