「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

有終の美を/【プレビュー】天皇杯決勝 ヴィッセル神戸戦

 期待と不安が入り交じる決勝戦だ。過去3大会連続で、決勝までたどり着いた天皇杯は勝利を収めてきた。チャンピオンシップからクラブワールドカップを経て天皇杯まで怒濤の熱戦を続けた16年。リーグ4連覇を逃し意地でたどり着いた10年。大逆転でリーグ優勝を果たし、そのままの勢いで天皇杯も制した07年。いずれも勝つべくして勝ったチームだった。

 しかし、そういう意味で言うと今回はわからない。対戦相手は、明治安田J1リーグ第33節では1-3の完敗を喫していた神戸。相手の方が気持ちとしては有利だろう。ただ、舞台は決勝戦。しかも新国立競技場のこけら落としという特別な環境で行われる。どんな形であれ、1点を先に取ることができれば大きなアドバンテージを得ることになるだろう。逆に、1点を取られれば前掛かりになり、攻撃にリスクをかけなければならなくなる。こうした試合ではよくあることだが、実力以上に大差が開く結果となってもおかしくない。だからこそ、期待と不安が入り交じる。

 年間55試合目の公式戦となる鹿島は、万全の状態とは言い難い。むしろ満身創痍で臨まなければならなそうだ。

 

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