「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

大岩剛監督「非常に充実した2年半でした」/【コメント】天皇杯決勝 ヴィッセル神戸戦

■大岩剛監督

非常に残念な結果なんですけれども、選手たちは最後まで戦ってくれたことを非常に評価している、感謝しているという話しをしてきました。私は退任するわけですけれども、来季以降、またすぐに鹿島アントラーズは試合が始まりますので、来シーズン以降もがんばって欲しいと伝えました。今日の試合で敗れたこと、この悔しさをしっかりと・・・。まだ頭が整理できてない状態で申し訳ないです。前半が非常に苦しい試合内容だったのがすべてだったなと思います。後半よく盛り返してくれたんですけど勝ちきれなかったのが非常に残念だという評価をしています。

 

――前半苦しいなか、後半に向けて選手を入れ替えてシステムも変えて、試合展開を見事に変えたと思います。変えたと思いますが点を取りきれなかった要因は?

そうですね。これはシーズン通して、最後のJリーグもそうですね。得点を取れなくて苦労したんですけど、今日も相手が先制することでしっかりと守備をしてきたなかで、サイドを起点に攻撃を仕掛けることを徹底しました。普段は、こういう結果を踏まえていろいろ改善していく意識でいるんですけど、いまは冷静に分析できないというか。ただ、システムを変えたというか立ち位置を変えて、サイドに人を増やす、と。サイドで自分たちが数的優位をつくる、得点を狙うことはできたので、あとは最後のボックスのなかでのアイデアがもう少し欲しかったなと思います。

 

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