「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

MF37小泉慶:「もっと積極的に自分を出していかないといけない」/【プレイヤーズファイル】

 ザーゴ体制に変わり、練習の強度は飛躍的に高くなった。ピリオダイゼーションの概念を取り入れていた大岩剛監督は、練習時間を80分に設定。しかし、試合数は多く、怪我人が多くなると次の試合のメンバーを確保するだけで精一杯となり、練習の強度と質を保つのが難しくなっていた。

 ザーゴ監督となってからは強度の高い練習が続いている。ギリェルメフィジカルコーチのアップが終わると、一気に強度の高い練習が開始。今季から移籍して来た選手たちは「これくらい練習するのが当たり前」という声が聞かれる一方、これまで在籍してきた選手の方が多少面食らっているのがおもしろい。

 巧くなっていくには反復練習しかない。それも、どういう心構えでトレーニングに臨むかで効果は大きく変わる。鹿島に加入して半年、小泉慶は練習への取り組み方から、改めてリセットする心づもりで向かっていた。

 

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