「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

まだまだ続く激しいトレーニング/【練習レポート】2/4@クラブハウス

 2月4日のトレーニングは2部練習。鹿島に戻ってからも連日のように強度の高いトレーニングが続いている。

 内容自体にそこまで大きな驚きはない。これまでやってきたことの反復練習、もしくはバリエーションに変化を付けたものが主。とはいえ、16日から合流した主力選手たちは2週間と少しが経過し、ちょうど体に疲れが溜まってきた頃だ。ここでの2部練習はなかなかきつかったことだろう。

 

1.7対7+3フリーマン

 午前中のメインメニューは、ボールを奪ってからすぐに自分のポジショニングへ戻るためのトレーニングだった。攻撃側は10人。GKを除いて[4-4-2]の位置に立つが、その内のCB、ボランチ、FWの1人ずつがフリーマンに設定されている。守備側はボールを奪うためにコンパクトになり、ボールを奪ったらすぐに広がることが求められていた。

 監督からは「[4-4-2]の型でキープしよう」「ボールを持ったときにすぐにポジションを取ろう」「そうすれば、味方がどこにいるのかすぐにわかるはず」という指示が出ていた。

 練習を見ていて気がつくのはピッチ中央で持った選手に対して、フリーであれば「ターン!」という声が複数かかるようになったことだ。監督は無理をしてターンしないで欲しい、中央で失うとカウンターになると口を酸っぱく言い続けてきたが、それを防ぐための声が徐々にチームに浸透している。

 試合でもそうだったが、白崎凌兵は土居聖真と共にトップ下の位置で使われることが多かった。

 

 

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