「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

遠藤康、クォン・スンテからプロ初ゴール!敵地で全北現代を下す!/【コラム】追憶のアントラーズ(10シーズン④)

 これまで書きためてきた取材ノート51冊をふり返りの第22回目。

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 3月6日のJリーグ開幕戦を2-0で勝利してから中2日、9日にはAFCチャンピオンズリーグ・グループステージ第2戦全北現代戦を戦うために、チームはすぐに韓国の全北に移動した。

 8日の前日練習は自分も取材し、記者会見の写真も撮っている。しかし、スタジアムの様子も含めてまったく覚えがない。なかには食事の写真も残っているのだが、それを見ても記憶は蘇らなかった。きっとソウル経由でバスに揺られて行ったのだと思うのだが、どんなホテルに泊まったのかも含めて本当に覚えていない。唯一、街中で全北のユニホームを探そうと思いウロウロしたときに見つけたマンチェスターUのレプリカを撮ったことは思いだした。しかし、あまりに慌ただしかったせいでほとんど記憶に残らないまま試合を迎えたのだろう。

 

 

 前日の会見に出席したのは新井場徹だった。

 若い。

 ACLはときどきトンでも質問が出るのだが、このときの韓国メディアの質問もなかなかだった。

全北という都市は韓国の中で一番韓国的な都市です。食べ物かなにか韓国的なもので食べたものはありますか。また、やりたいことはなにかありますか?

 おかげで、八重歯がのぞく新井場の苦笑いが思い出された。

 そうだ。Kリーグチャンピオンの全北現代は非常に強く、苦しい展開を強いられたのだった。

 

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