「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

☆無料記事☆1,2本目は大雨でサッカーにならず。しかし、3本目以降で2得点/【ニュース】練習試合 アルビレックス新潟戦

鹿島アントラーズ 2-1 アルビレックス新潟(45分×2本、30分×2)

1本目(0-0)、2本目(0-1)、3本目(1-0)、4本目(1-0)

<得点者>

レオ・シルバ、荒木遼太郎

 

©KASHIMA ANTLERS

(写真の提供は、すべて鹿島アントラーズ)

 

 ピッチのあちこちに水たまりができ、ボールがまったく走らない。そんな悪天候のなかでの1,2本目はまったくサッカーにならなかったようだ。2本目の29分まで出場した関川郁万が振り返る。

「ピッチコンディションとか天候という部分で、なかなか自分たちのサッカーだったり、相手がしたいようなサッカーができなかった」

 1本目で相手に直接FKを決められてしまったようだが、センターサークル付近から蹴ったボールがそのまま入ってしまうというアクシデント的な失点だったようだ。そんなピッチコンディションだったためDF陣ではリスクを減らすことを試合前から話し合っていたという。

「アップのときからボールが止まっていたので、後ろからつなぐといういつものサッカーはできないと判断して、前線の選手にロングボールを集めるということだったり、自分たちの処理の部分だったり、弾まないしボールが動かないので落とさないというのをDFラインで話し合っていました」(関川)

 先に相手に押し込まれ、なかなかうまくクリアできず、ようやく押し戻してこちらが押し込もうという時間帯での失点だったようだ。

 

©KASHIMA ANTLERS

 

 ただ、雨のなかでもやろうとしてきたことはできたという。

「サイドからボランチに当てて、相手のCBSBの裏に蹴り込むというか、裏にスルーパスを出す形は何本かできた」

 選手同士が共有すべきイメージや意図、距離感という部分では悪くなかったのかも知れない。

 

 3本目に得点したレオ・シルバは距離感について口にした。

「この期間をつかって監督が目指しているサッカーが浸透してきた。選手間の距離感を意識しながらできている。少しずつですがよくなっていると思います」

 相手のセットプレーをクリアし、山本脩斗が競り合った背後に走り込み、相手2人を交わしてペナルティエリアに侵入してゴールを決めたという。

「自分は戦線離脱している期間が長くて45分間試合に出られて幸せです。チームのために力になれたことが幸せです」

 レオ・シルバが元気なプレーを見せられるとすれば大きい。

 

©KASHIMA ANTLERS

 

 4本目には荒木遼太郎が上田綺世とのコンビネーションで得点を重ねた。

「綺世くんがフリーの状況でパスを受けて前を向いた瞬間に、自分と相手とで21の状況になっていた」

©KASHIMA ANTLERS

 

 

 

 

 レオ・シルバが「3本目にやっとサッカーらしいサッカーができたと思います」と苦笑いしていたため、2本目までで無得点だったことは気にしなくていいだろう。

 そう考えると、点を取るべき人が取り、結果を残せたことは大きい。

 次週は町田ゼルビアとの練習試合が控えている。町田も浦和と練習試合を行い、非常に組織的な守備と激しい球際を見せていた。厳しい守備からボールを奪い、速攻のチャンスをつくったあとセカンドブレイクでミドルシュートを突き刺したあと、平戸太貴のCKから2点目を奪っていた(2本目まで)。

 中盤で簡単にスペースを与えず浦和を苦しめていただけに、実戦を想定したいい練習試合になるだろう。

 

©KASHIMA ANTLERS

 

 レオの通訳をするのは高井蘭童通訳かと思っていたが、違う人がやっていた。どこかで聞いた声だと思っていたら写真を確認すると選手OBの笠井健太だった。まだ取材が許されていた時期、そういえばクラブハウスで会い、握手したことを思い出した。3連覇メンバーと再び一緒に仕事ができるのは嬉しい。

 

 

 

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