「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

ザーゴへの提言/【レビュー】ルヴァン杯グループステージ② 川崎フロンターレ戦

 悔しい敗戦だが、正直に言えば2つくらいレベルが違うように感じてしまった。川崎Fはとても強かった。

 レベルが違ったというのは、鬼木達監督のコメントを読めばよくわかるだろう。川崎Fは後半の頭から小林悠と大島僚太を入れて一気に状況を変えてきた。

前半リードはしていましたけど、自分たちのゲームかと言うと、もっとできるという思いがあった。あとはアウェイなので、1点返されたら何が起こるか分からない。とにかく自分たちが先行、先行という形にしたいというところで彼らを投入しました

 攻撃ではレアンドロ・ダミアンがリンクしておらず、少し重さも感じられたトランジションの問題点も一気に改善され、小林悠が鋭いプレスをかけて鹿島を押し込むとあっという間に追加点を奪ってしまった。また、前半はどちらかのサイドに偏った攻撃が多かったが、後半は左右の揺さぶりも大きくなり鹿島の守備陣は翻弄されたまま3点目も献上してしまう。 

 勝たなければいけない試合で55分までに3失点。あまりにも大きなビハインドだった。

 3連覇したチームとどっちが強いだろうと考えてしまうほど川崎Fの質は高かった。ここ数年、チームの質を高めきれずに優勝争いを繰り広げることが多かったJリーグにおいて、久々に出現したハイクオリティなチームだ。なんとかして倒したい。倒せるようになりたい。

 

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