沖悠哉、デビュー戦。期待された選手の活躍で2-0の勝利をあげる/【レビュー】明治安田J1第9節 サガン鳥栖戦
沖悠哉がプロデビュー戦を無失点勝利で飾り、和泉竜司が移籍後初ゴール。荒木遼太郎、染野唯月が交代出場から完璧な崩しを演出するなど、ポジティブな要素の多い勝利だった。これでここ5試合は3勝1分1敗。ルヴァン杯第2節川崎F戦の完敗を払拭することができた。
とはいえ、冷静に試合を振り返ると手放しで喜べる勝利ではなかった。
「運動量とアグレッシブさを特長としているチームに、まずその特長に対して我々が同等のものを示さないといけなかった。あとはボールをもったときに落ち着いて揺さぶって、できた少ないスペースを狙っていく、使っていくことにつきると思う。それを我慢強くできたと思います」
試合後、ザーゴ監督は柔らかい表情でそう振り返った。確かに、運動量とアグレッシブさで同等のものは示せたのかもしれないが、相手を凌駕するには至らなかった。試合を分けたのは交代選手のクオリティの差。我慢強く戦えたが見られた“現象”は開幕の広島戦と変わらなかった。
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