「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

力を知る上で絶好の対戦相手に勝ち切るまでは至らず/【レビュー】明治安田J1第10節 ヴィッセル神戸戦

 

鹿島アントラーズ 2-2 ヴィッセル神戸

<得点者>

エヴェラウド、荒木遼太郎

 

 いま現在のチームの力を知るために、ヴィッセル神戸は格好の対戦相手だった。パスまわしはうまく、各ポジションに立つ選手は標準以上の力を備えている。ただ、ベテラン選手が多いためスピーディな展開には決して強くない。

 相手のパスまわしを遮断するプレッシングがどれだけ通用するのか。そして、ボールを奪ったあとのトランジションの鋭さでチャンスを生み出し、それをどれだけの精度でゴールにつなげることができるのか。これまでの成果とチームの進捗具合を確認するのには最適なチームだった。

 結果は、喜びと悔しさが相半ばするものだった。

 

 

(残り 2312文字/全文: 2658文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ