「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

チームの成長を感じさせる手堅い勝利/【レビュー】明治安田J1第15節 ベガルタ仙台戦

 気温は26.7度まで下がっていたが、湿度は81%。アウェイ3連勝の試合よりも気温は下がっていたが、湿度は逆に上がっていた。味スタや日立台では50%台、雷雨に見舞われた豊田スタジアムでも公式記録では72%となっている。ピッチに立つ選手たちはきっと息苦しさを感じていたことあろう。

 仙台は徹底して鹿島にエラーが起きることを狙ってきた。クリアミス、セカンドボールの処理ミス、DFのスライドミス、セットプレーの対応ミス…etc。1失点はしたものの体力が削がれる環境のなかで、よく戦い、よく勝利を収めた。

「それでも継続して勝つことができたのはよかったと思います」

 しぶとく勝利をあげたことに、ザーゴ監督もこれまでとは少し違う満足感を漂わせていた。

 

 

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