「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

オーガニゼーションとテンポ/【プレビュー】明治安田J1第19節 大分トリニータ戦

 湘南ベルマーレに続いて嫌な対戦相手だ。大分トリニータの方がチーム状態はよく、チームとしての秩序も保たれている。前節はサンフレッチェ広島に0-2で敗れているが、直近の5試合を3勝1分1敗とまずまずの成績を残せている。怪我で出遅れていた#10野村直輝も復帰しており、簡単な対戦相手ではないだろう。

 そうした相手にどう戦うのか。ザーゴ監督は、まず相手を自由にさせないことをあげた。

「相手はビルドアップをしっかりと監督が指導されたもののなかで表現、体現をしている。それを自由にやらせれば相手のリズム、相手のやりたいことになってくるので、それをやらせない。自分たちが苦しい状況にならないために、やるべきことをしっかりとピッチで表現しないといけないかなと思います。相手がいるのはもちろんなんですけど、まずは自分たちがどうするべきなのか、どうやるべきなのかというところを整理してやらないといけないと思います」

 

 

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