「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

MF13荒木遼太郎「同世代に負けたくない。アラーノとかにも負けたくない」/【プレイヤーズファイル】

 宮崎は快晴ながらも非常に風の強い1日となった。スタジアムに掲げられている鹿島アントラーズの宮崎来訪を歓迎するフラッグも強風に煽られ、強くはためいていた。ネックウォーマーを着用する選手も一定数おり、ザーゴ監督はニット帽を着用していた。それぞれが体を冷やさない工夫に取り組んでいる。

 

 

 キャンプもそろそろ中盤に差し掛かろうとしている。トレーニングのちょっとした合間に疲労感をにじませる選手も多くなってきた。毎年のように出る怪我人や離脱者はいまのところゼロ。球際の激しいトレーニングを続けながら全員がトレーニングに励むことができていることは、厳しい日程が待っているJ開幕に向けて好材料と言えるだろう。

 

 

 そのなかで若手の競争は激しさを増している。特に、2列目の選手たちは生き残りをかけたアピール合戦を繰り広げている。昨季、加入1年目にもかかわらず26試合に出場し2ゴール3アシストの記録を残した荒木遼太郎は、今年から背番号13を背負うことになった。2年目の今季はさらなる飛躍が期待される。

 

©KASHIMA ANTLERS

 

「今年は自分のポジションも競争争いがすごいと思うので、その中で自分が試合に出て結果を出し続けることが自分としては大事じゃないかなと思っています」

 荒木遼太郎は5ゴール、5アシストをノルマと設定し、それをどこまで超えていけるかにチャレンジしていく。

 

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