「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

突きつけられた現実。どうした三竿健斗⁈/【レビュー】明治安田J1第1節 鹿島対清水エスパルス

 この結果は予想できなかったが、試合展開は予想の範疇だった。ボランチの展開力やゲームの構成力はそこまで高くない。シーズン序盤は、少ないチャンスをものにできるかどうかが鍵を握るなかで、エヴェラウドのヘディングシュートが権田修一に阻まれ、土居聖真のシュートが前半にポスト、後半にバーに阻まれたのが痛かった。

 三竿健斗はどうしてしまったのだろう。残念ながらこのパフォーマンスに何も不思議がないくらい、宮崎キャンプでも水戸とのTMでもパフォーマンスが低かった。新型コロナウイルスに感染した影響で合流が遅れていたレオ・シルバについて、ザーゴ監督は「現段階でリスクを負う必要はない。しっかりと強化した上で、ケガをさせない状態で試合に出場させるということが重要ではないかなと考えている」と話していたが、その考えを改める必要があるかもしれない。

 ディエゴ・ピトゥカとアルトゥール・カイキが合流してからがシーズン本番とはいえ、それまでの取りこぼしはできる限り少なくしなければならない。1対3というスコアも、1得点してからの3失点の仕方も、下を向いてしまう選手の様子も、多くの不安を残す開幕戦となった。

 

 

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