主導権を握る戦いがたどり着いた先/【レビュー】明治安田J1第9節 コンサドーレ札幌対鹿島アントラーズ
前半、沖悠哉は一度もゴールキックをショートパスでつながなかったのではないだろうか。最近の試合では、ゴールキックが相手ボールになり失点に繋がることが多かったことも影響したのかもしれない。しかし、昨季終盤のように無理にパスをつながず2トップの空中戦の強さを生かした侵攻は悪い選択ではなかった。
キックオフからしばらくはセカンドボールを拾えなかったが、次第にロングボールを蹴り込むタイミングとセカンドボールの回収に動く選手たちの意図が合っていく。パワーと高さで相手陣地に突破口を開く戦いに札幌の選手たちはペースを掴めずにいた。
そして奪った2点のリード。悪くない展開に思われたが、それでも勝点3を手にすることはできなかった。
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