「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

いまはまだ余勢を駆るとき/【プレビュー】明治安田J1第11節 鹿島アントラーズ対ヴィッセル神戸

 昨季、1勝1分だったヴィッセル神戸をホームに迎える。相馬体制に移行してから2戦2勝。先にピンチを迎えながらも集中力のある守備でそれを切り抜けると、先制点を奪って優位に進めるだけでなく、無失点で締め括ることができている。どこまで続けられるかはわからないが、いまはこの戦いの内容をできる限り伸ばしていきたい。1ヶ月も続けばそのころには本物の力になっているはずだ。

 ただ、過密日程とはいえ、上乗せできるところは上乗せしなければならない。勝負の別れ目は細部に宿る。そのことは相馬監督も重々承知しており、今週の練習ではスローインからの攻め方をメニューに取り入れていた。

「細部にも全ての目が届かせられるわけではないのですが、そういったものというのをそろえていったり、伸ばしていったり、修正していったりということがまた必要だと思う」

 今後も、少しずつ細かな部分にも手を加えていくことになるだろう。

 しかし、そうは言ってもベースが失われてしまっては意味がない。「あっちを立てればこっちは立たず、なことが多々ある」と監督。そうならないためにも自分たちの軸を定めることを強調した。

「自分たち(の戦い方)はこう、っていうところをぼかさないようにしなければいけない。それは、今回、準備の間で感じたところかなと思っています。より大きくするには、一つベクトルがきちんと合うようにしなければいけない。改めて、いま思っているところです」

 試合開始までに、ここ2試合でやってきたことをいま一度徹底する時間が設けられそうだ。

 

©KASHIMA ANTLERS

 

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