「こういう形に持ち込めればやれる」を短い時間で提示できるか/【プレビュー】YBCルヴァンカップPOステージ第1戦 清水エスパルス戦
川崎F戦をぼんやり見ながら過ごしていたら、いつの間にか夜が明けていた。自分でも気がつかなかったが、川崎F戦に敗れたことをうまく消化できていなかったようだ。現実逃避していても勝手に朝は来てしまった。
休む間もなく試合が来る。悔しさに埋もれているわけにはいかない。15連戦もあと2試合となった。川崎Fに敗れたことでリーグタイトルの奪還はかなり難しくなった。今後は一つでも多くのタイトルを獲得するために力を尽くさなければならない。YBCルヴァンカップはこれまで以上に重要な大会となる。
メンバー編成は難しいはずだ。清水も鹿島も中2日でこのゲームに備える。
「お互いにそういう部分があるかと思いますけど、連戦の中で多少人が入れ替わる部分というのもあるのかな、と」
相馬監督も、川崎F戦からいくつかの変更があることを示唆した。おそらく清水も同じだろう。彼らは13時キックオフという一番熱い環境の中での試合だった。週末のメンバーとは顔ぶれが違うはずだ。
できることは限られる。相馬さんのサッカーを最も理解する選手たちを頭から使うのは難しいかもしれない。もしかしたら、チームとしての狙いを鮮明に打ち出せるのは清水ということもあるだろう。それでも勝たなければならない。最低限、アウェイゴールを奪って帰ってこなければならない。
期待がかかるのはエヴェラウドだ。上田綺世が代表に招集されたなか、前線からチームを引っ張ることが求められている。
©KASHIMA ANTLERS
(残り 2160文字/全文: 2785文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ