「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

仕切り直しの一戦。相手の狙いを出させない試合ができるか/【プレビュー】明治安田J1第19節 大分トリニータ対鹿島アントラーズ

 明治安田J1第19節は大分とのアウェイ戦だ。リーグ戦ではここ5試合の戦績が2勝1分2敗と勝ち点の伸びが鈍っている。戦い方に迷いがなかった時期に比べると、色々なことを考慮しなければならず選手たちは考える要素が増えている。チームとしての方向性がまとまりにくくなっているだけに、この時期をどう乗り越えるかは非常に重要だ。ここで低迷するようだとチームの方向性に迷いが出てきてしまう。うまく戦いたい。

 そんな時に大分という対戦相手は少し嫌な相手だ。片野坂監督は対戦相手の特徴をしっかり分析して対策をとってくるタイプの監督だ。相馬監督も大分のサッカーについては警戒を強める。

「大分さんがやりたいことというのは、ある程度、形がありますので、そこのところを好きにやらせてしまっては相手のゲームになってしまいます。そういった意味ではこの前の仙台戦も相手の狙った形になってしまったなというのもありますので、そうではない自分たちの形に持っていけるようにしたいなと思っています」

 仙台に続き、難しい試合になるかもしれない。

 

©KASHIMA ANTLERS

 

 

(残り 1616文字/全文: 2096文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ