アル・ヒラルが決勝進出/【ニュース】
西地区の代表を決めるACL準決勝が行われ、アル・ヒラルがアル・ナスルを2−1で退け、サウジアラビアの同国対決となった試合を制した。
元フランス代表のゴミスを擁するアル・ヒラルは2年前にも決勝に進出し、浦和レッズを下してアジアチャンピオンになっている。そのときもゴミスが大暴れしていたことは記憶に新しい。そのとき相棒を務めていた元イタリア代表のジョビンコとは今夏に契約解除。空いた枠でウェスト・ブロムウィッチからブラジル人MFマテウス・ペレイラを出場させ、右SHには人種差別を受けポルトを退団したムサ・マレガと、さらに欧州リーグで活躍した選手を並んだ。
アル・ナスルにも元ブラジル代表のタリスカが在籍していたが、前線のタレントはアル・ヒラルの方が強烈。特に、フィジカルの強さとスピードで右サイドを支配したマレガが、試合開始直後から突進を開始(文字通り、最初のプレーで突破を仕掛けている)。対面を務めたアル・ナスルの左SBも応戦したが、ファウルがかさみ前半終了間際に退場。数的有利となったアル・ヒラルは、アル・ナスルの体力を削り、後半に決勝点を奪って決勝進出を決めた。
アル・ヒラルの監督を務めていたのは、ASモナコで監督経験を持つレオナルド・ジャルディム。当然、ブレイク前のムバッペやベルナウド・シウバ、カラスコなどを指導したのは彼だ。そうした人物がアジアのクラブで監督を務めるようになった。アル・ナスルの監督もペドロ・エマヌエルというポルトガルで活躍した人物だった。
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