「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

おもしろかった岩政先生とうっちーの裏解説/【コラム】ベトナム代表対日本代表

最近、DAZNの番組が充実している。日本代表の試合があると必ず裏解説も行われ、今回は岩政大樹と内田篤人が自由闊達に意見を述べ合うフリーダムかつ充実した内容だった。

“鹿島的”には、上田綺世がベンチ外だったためお楽しみの要素が少ない試合だったかもしれない。しかし、二人の掛け合いは非常に興味深く、サッカー的にも耳を傾ける部分が多かった。かなり話題になっていたため多くの方がご覧になっていると思うが、彼らの話をラジオ的に聞くだけでも面白いと思うので、未見の方はぜひ視聴してみて欲しい。

 

最も嬉しかったのは内田篤人が新井場徹に触れた場面かもしれない。

今でも思うもんね、『ベストな左SB誰ですか?』(と聞かれたら)、新井場さんです

ずば抜けて新井場さんなんだよね

頭がよく、組み立てもできて、縦に仕掛ける速さもある。ベトナム戦の後、次のオマーン戦の展望を話し合うとき「SBが組み立てればいい」と提言していた内田だからこそ、なんでもできた新井場のイメージは強烈に残っているのだろう。守備や競り合いに手を抜くことは多かった新井場だが、選手としての完成度は本当に高かった。

もし、私がベストなSBは誰ですか?と聞かれたら、内田篤人と新井場徹の二人を挙げる。それくらい彼らがやっていることのレベルは高かった。

 

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