「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

激戦必至!スキッべ改革が進むサンフレッチェを上まわれるか?/【プレビュー】明治安田J1第12節 サンフレッチェ広島対鹿島アントラーズ

3勝5分3敗の10位。サンフレッチェ広島は特筆すべき成績を残しているわけではない。だが、前節の柏レイソル戦は敗れたものの、その前の公式戦は7戦無敗。5勝2分の15得点、7失点とすばらしい成績を残している。いまのJ1で最も侮れないチームの一つだ。

彼らの陣形は[3−4−2−1]だが、やろうとしているサッカーは鹿島と共通点が多いかもしれない。レネ・ヴァイラーがドイツ系スイス人の指導者であるのと同様に、広島を率いているミヒャエル・スキッベもドイツ人。根底に流れるサッカー観は似たものがあるように見える。前へ、前へと出て行く思想。ハイプレスとスプリントのぶつかり合いになるだろう。

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