【プレビュー】J2第38節ザスパ対清水 0−8からの挑戦
【プレビュー】J2第38節ザスパ対清水 0−8からの挑戦
「数」「質」「強度」がカギ
「本当にみっともない試合をしてしまった。自分たちの弱さをさらけ出してしまって・・・、あれほど情けないと思ったときはない」。松下裕樹は、あの試合をこう振り返る。
“あの試合”とは、15節に日本平で行われた清水戦だ。3節から12節まで10試合勝ちなし。復調の兆しがみえたザスパは、意気揚々と敵地へ乗り込んだが、開始3分に失点すると、立て続けにゴールを奪われ前半で0−4。立て直しを図るはずだった後半にも4点をぶちこまれて、まさかの8失点。J2ワースト記録タイとなる8失点で、0−8の惨敗を喫した。
ショックを引きずっていたチームは翌16節愛媛戦で逆転負け。スタンドからは、激しいブーイングが飛び交う事態となった。だが、ザスパはそこから変わった。降格の危機に直面したチームは、チーム改革を断行。ハードワークをベースにするプレッシングサッカーへと姿を変えていった。清水戦で、頭から氷水をぶっかけられたことで、目が覚めたと言える。
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