無料掲載【高校サッカー速報】前橋育英、明徳義塾を3−0で下して2回戦進出!
前橋育英、明徳義塾を3−0で下して2回戦進出!
2回戦は、インターハイ王者・市立船橋(千葉)
31日、前橋育英が全国高校サッカー選手権1回戦で明徳義塾(高知)を3対0で下して2回戦へ駒を進めた。
3年連続20回目の選手権出場となった前橋育英。悲願の全国制覇を狙うチームは、1回戦で明徳義塾と対戦した。
育英は、攻守の要・長澤昴輝を出場停止(プリンスリーグの退場)で欠く戦いながら、序盤からリズムをつかむ。FW人見大地のポストプレーを軸に攻撃を仕掛けると、鋭いサイドアタックから明徳義塾を追いつめていく。30分すぎまでゴールは生まれなかったが、ゲームの主導権をがっちりと握っていた。
均衡を破ったのは前半終了間際の39分だった。FW人見からのナナメのスルーを受けたFW飯島陸がペナ内でシュート。一度はGKにブロックされたが、そのこぼれ球を反転しながらゴールへ流し込み、先制に成功する。
1点リードで後半を迎えた育英は、FW馬場拓哉を前線に投入したが、その采配が的中する。後半13分、GKからのロングボールをヘッドでつないでゴール前へ。それを受けたFW馬場が右足でコントロールショットを蹴り込み、追加点を奪う。
育英の勢いは止まらなかった。後半17分には、FW馬場がライン裏へ抜け出すと、相手の混乱に乗じて、左足で無人のゴールへ滑らかなショットを放り込む。
3点のリードを奪った育英は、明徳義塾の攻撃を、GK月田啓を中心とした守備で防いで3対0の完封勝利。2回戦進出を決めた。2ゴールを決めたFW馬場は「スタンドの仲間のためにも勝てて良かった」と笑顔をみせた。
次戦は、インターハイ王者の市立船橋(千葉)との対戦(1月2日=フクアリ)。前橋育英・山田耕介監督は「次は長澤が戻ってくるし、チームとしてパワーアップできる」と、大一番を見据えた。
(12月31日)
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