【プレビュー】J2第7節ザスパ対千葉 開幕6連敗のザスパ、内容重視から結果追求へ
【プレビュー】J2第7節ザスパ対千葉
開幕6連敗のザスパ、内容重視から結果追求へ
チームは大丈夫なのか。前節金沢戦との下位対決に敗れてクラブワーストの開幕6連敗となったザスパが、フクアリで千葉と対戦する。開幕連敗のJ2ワースト記録は7。この不名誉な記録に並ぶわけにはいかない。いまだ勝点すら奪えていないチームは、悲壮感を漂わせながら敵地へ向かう。
チームは6、7日の練習を、恒例の非公開として今節の千葉戦へ備える。今季は、下増田に専用練習場とクラブハウスが完成し、練習環境が整っている。ベストな練習環境となったにもかかわらず、チームはクラブワースト記録を更新した。そして、J2ワースト記録に迫る。あまりにも悲しい現実だ。
「選手たちは最後まで勇気を持って戦ってくれた」・・・。これまで敗戦後にこんなコメントを繰り返して、選手たちを庇(かば)ってきた森下仁志監督だが、さすがに堪忍袋の緒が切れたようだ。5日の練習前、指揮官は、甘さのみえる選手たちにゲキを飛ばした。
「強いチームは1試合でも負けたらブーイングを受けるが、お前たちにはその危機感がない。オレも甘かったが、選手たちにも甘さがある。勝負にこだわって、もっと必死になって戦わなければいけない」(森下監督)。指揮官の言葉で、チームは変わるのか。内容重視から結果追求へ。これまでとは違う言葉を発したことによって、危機を乗り越える可能性もあるが、暗礁に乗り上げる危険もある。
(残り 1150文字/全文: 1778文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ