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【戦記】J2第7節ザスパ対千葉 ザスパ、決死のドロー。奇妙な戦いで得た勝点1

【戦記】J2第7節ザスパ対千葉

ザスパ、決死のドロー。奇妙な戦いで得た勝点1

 

 

 

 

【結果】

 

ザスパ  1 — 1  千葉

前半(1−0)

後半(0−1)

 

【得点者】

 

5分:高井和馬(ザスパ)

67分:高橋壱晟(千葉)

 

【戦評】

 

ザスパは前半5分、ハーフライン付近で高井和馬がボールを略奪すると、相手GKが飛び出しているのを確認してロングシュート。約45メートルのロングキックがゴールへ収まり、先制に成功する。後半、千葉にポゼッションを許して防戦一方となる中、決死の守備をみせたが後半22分に左サイドを崩されて失点。その後も押し込まれたが、千葉の拙攻にも助けられて1−1のドロー。ザスパは、開幕連敗を6で止め、今季初の勝点1を手にした。開幕6連敗をかろうじて止めた森下監督は「これまでやってきたことが半歩、踏み出せた」と話した。

 

 

奇妙な戦いの行方

 

 

奇妙な内容のゲームだった。その理由は、千葉の奇抜な戦術にあった。そのおかげで、ザスパはドローながらも開幕連敗から脱出し、今季初の勝点を手にすることになった。

 

 

この試合を語る上で、まず説明しなければいけないのは、千葉のユニークすぎるライン設定だ。千葉は、ボールがザスパ陣地に入ると、守備陣がせっせと駆け上がり、センターラインまでDFラインを上げていく。最初は、コントかと思った。千葉のエスナイデル監督はアルゼンチン出身だが、世界は広いと感じた。

 

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