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【Gマガニュース】ザスパ開幕8試合1分7敗。「過去5年の降格チーム、10節時点の結果」からみる現実

【Gマガニュース】ザスパ開幕8試合1分7敗。「過去5年の降格チーム、10節時点の結果」からみる現実

 

 

(敗戦後。深刻な表情でサポーターに頭を下げる選手たち)

 

 

 

ザスパは前節水戸戦に0−1で敗れた。開幕から8試合を終えて、いまだに勝利がなく、1分7敗で最下位に沈む。8節時点で勝点1は、J2ワースト記録タイとなっている。

 

クラブは昨年末、服部浩紀前監督体制を強制リセットし現体制へ移行させたが、現実はJ3降格の危機だ。水戸戦後、ザスパ都丸晃社長は「チームの方向性は間違っていない。浮上するまで、辛抱強く待ってほしい」と話したが、チームはいつ再生するのか。

 

過去5シーズンの下位チームの「10節時点の結果と最終順位」を調べてみると、現実が浮かび上がってくる。

 

 

 

開幕10試合の結果と最終順位

 

 

【2016】

順位 クラブ名(最終勝点)10試合結果(勝点)

 

20位 岐阜 (43

21位 金沢 (39)2分8敗(2) 入れ替え戦残留

22位 北九州(38)1勝3分6敗(6) 降格

 

【2015】

20位 岐阜 (43

21位 大分 (38)2勝1分7敗(7)降格

22位 栃木 (35)3勝2分5敗(11)降格

 

【2014】

20位 東京V42

21位 讃岐 (33)2分8敗(2)入れ替え戦残留

22位 富山 (23)1勝2分7敗(5)降格

 

【2013】

20位 ザスパ(40

21位 岐阜 (37)1勝2分7敗(5)

22位 鳥取 (31)2勝4分4敗(10)降格

 

【2012】

20位 鳥取 (38

21位 岐阜 (35)1勝3分6敗(6)

22位 町田 (32)2勝1分7敗(7)降格

 

 

 

過去5年でザスパが下位3位に落ち込んだのは2013年の一度だけ。過去の指揮官は、低予算ながら踏ん張っていたことが分かる。

 

 

ザスパは8節終了時で1分7敗、ここまで勝点はわずかに1。この数字は、J2ワースト記録タイとなっている(2014年に讃岐が開幕7連敗後に引き分けて、8節で勝点1となっている)。

 

 

 

8試合を終えた時点だが、過去5年の降格クラブの数字と比較すると今季のザスパが極めて酷い結果ということが分かる。

 

 

昨季までとの変更点は、今季から下位2クラブが自動降格となったこと。入れ替え戦がなくなったことで、よりシビアな戦いになることは間違いない。

 

 

過去5年の20位チームの平均勝点は41.2。残留ラインは「42」前後と考えることができる。

 

 

もしザスパが10節までのあと2試合で2連敗すると、10節時点の勝点は1のまま。残り32試合で、勝点41を獲得しなければいけないことになる。

 

 

101111敗(勝点41

 

 

この数字をクリアするには、3試合で1勝1分1敗ペースが要求される。8節までに一度も勝てないチームが、32試合で10勝を挙げることができるのか。チームは大改革が必要となる。昨季のような敏腕コーチが必要だ。

 

 

ザスパ都丸社長は、静観の構えをみせるが、1試合1試合がJ2残留への重要なゲームとなることを認識しなければいけない。いずれにしても、10節までの残り2試合が非常に重要な意味を持つ。

 

 

8節時点で1分7敗のザスパが、10節までにいかに勝点を奪うか。今ならまだ挽回は可能だ。クラブが生き残るためには、勝点を奪う以外に方法はない。ノルマは2連勝だ。シーズンは42試合の長丁場だが、1試合で得られる勝点は最大3。残り試合と勝点を逆算して、現実の数字を追っていかなければ手遅れになってしまう。

 

 

まずはクラブ、監督、選手たちが、J3降格の危機であることを認識しなければいけない。

 

 

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