群馬サッカーNEWS Gマガ

【コメント】J2第34節 ザスパ対水戸 ザスパ、ダービーで歴史的大敗。森下監督コメント「すべて僕の責任」

【コメント】J234節 ザスパ対水戸 ザスパ、ダービーで歴史的大敗。森下監督コメント「すべて僕の責任」

 

ダービーでの大敗に、サポーターからブーイングが飛んだ

 覇気なく引き上げていく選手たち

 

【結果】

ザスパ 0—4 水戸

前半 0−1

後半 0−3

 

【得点】

17分:林陵平(水戸)

60分:林陵平(水戸)

71分:前田大然(水戸)

81分:オウンゴール(ザスパ山岸祐也)

 

【戦評】

 

ザスパが北関東ダービーで水戸に大敗を喫した。ザスパは高井和馬と山岸祐也を前線に配置する4−4−2のシステム。右MFに高橋駿太、左MFに小林竜樹を起用した。序盤こそ、小林竜樹が決定機を迎えるなど勢いがあったが、前半10分すぎからは水戸の気迫に圧倒されて押し込まれていく。前半17分、水戸に右サイドを崩されると、ゴールへと切り込んだ湯澤洋介を小林竜樹が倒してPKを献上、それを林陵平に決められて先制を許す。1点ビハインドのザスパは全体が間延びし、水戸の集中砲火を受ける。GK清水慶記の好セーブがなければ4、5点奪われているような状態だった。ザスパは後半、石田雅俊、鈴木崇文を投入するが、チーム課題の根本的な解決にはならない。後半15分にはヨソンヘがルーズなプレーで裏を取られると再びPKを与えて0−2。闘う気力をなくしたザスパはその後、さらにカウンターから3点目を奪われると、後半36分に山岸祐也がオウンゴール。最終的には0−4の大敗を喫した。森下仁志監督は「試合の準備を含めて、すべて僕の責任だ」と語った。

 

 

森下仁志監督 「スコア的にみても完敗だ」

 

 

最後まで声援を送ってくれたサポーターに申し訳ない気持ちだ。スコア的にみても完敗だった。相手のやりたいことをやらせすぎたというか、1週間の準備を含めて、すべて僕の責任だと思っている。最初にファーストチャンスがあって、そこで決められたらというタラレバになってしまうが、入っていれば違う展開になった。それを含めて、ゲームの入りは悪くなかった。局面での個のところの力負けを含めて、僕の準備不足だと思っている。ただ、若い選手は最後たくさんグラウンドに立ったが局面の厳しさを伝えていかなければと思う。

 

(残り 1689文字/全文: 2609文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ