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無料記事【コメント】J2第39節ザスパ対名古屋 ザスパ、最下位決定。森下監督「残り3試合、ファイトしたい」

【コメント】J2第39節ザスパ対名古屋 ザスパ、逆転負けで最下位決定。J2残留絶望的。森下監督「選手は成熟している」

 

 

【結果】

ザスパ  2−4  名古屋

前半(0−1)

後半(2−3)

 

【得点】

18分:青木亮太(名古屋)

50分:舩津徹也(ザスパ)

55分:カンスイル(ザスパ)

60分:玉田圭司(名古屋)

86分:田口泰士(名古屋)

90分+1分:青木亮太(名古屋)

 

 

【戦評】

 

暴風雨の状況下のゲームで、ザスパが逆転負けを喫しJ2最下位が決定した。勝利以外に最下位を免れる術のないザスパは、前節からメンバーを入れ替えてゲームに臨んだ。中盤には、石田雅俊、出岡大輝の森下チルドレンを配置した。前半18分、ザスパはFKのマークが外れて先制を許す。その後、激しい雨のためゲームは約50分間中断。前半を0−1で折り返したザスパは後半5分に松下裕樹の低い折り返しパスを舩津徹也が流し込んで同点とすると、後半10分にはカンスイルが絶妙なコントロールショットを決めて逆転に成功する。勝機は十分にあったが、後半15分にゴール前での石田のトラップミスから失点すると、後半41分には逆転弾、後半アデショナルタイムにダメ押しの4点目を決められた。ザスパは残り3試合を残して最下位が決定、J2残留が絶望的となった(J3の順位によって最終決定)。すべて森下仁志監督の責任だ。

 

 

森下仁志監督 「選手は成熟している」

 

ゲームに関してはあの天候で、風が非常に強くて、自分たちの優位な展開ではなかったが、よく2点を返した。2−2になったあとに岡庭のビッグチャンスもあったが、その辺の勝負所で仕留められなかった。1点目は、練習でやってきたことが出ていた。名古屋と比べると、こだわりの差があり、攻守のゴール前の質に差があった。それをもっと上げていかなければいけない。守備に関しても人数が足りていないわけではない。前期は相手がひっかけたときしかチャンスがなかったが、いまは自分たちでボールを動かす時間もできているし、チャンスも作っている。選手は成熟している。

 

Q 中断時間の指示は?

 

システムと選手の立ち位置を変えた。天候も部分もあり、うちの選手の方が足が動いていないというか、同じ足だと向かい風が不利。天候の関係で、蹴り出すプレーが目立った。勇気を持ってプレーしろと伝えた。あとは守備のサイドでもっと踏み込めと指示した。

 

Q システムは?

 

中盤の立ち位置を変えて、戻した。風間さんも一緒だと思うが、もっと良い天候でやりたかった。名古屋さんとがっぷり四つでやりたかった。今日のシステムもボールを動かすためにやっていった。

 

Q 後半の失速は?

 

岡庭がシュートを吹かしたのもあるし、押し込めなかった。逆に相手がマイボールになったときに押し込まれた。

 

Q 最下位が決定したが?

 

残り3試合、勇気をもってファイトしたいと思う。

 

 

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